2012年5月9日水曜日

TOYOTAとNISSAN デザイン的にどちらの会社が好きですか?

TOYOTAとNISSAN デザイン的にどちらの会社が好きですか?







日産。

ゴーン氏が社長になってから、デザイナーの原画から設計や費用等でのデザイン原画変更率がさがったから。



デザイン画を崩すな!な方針らしいです。



現に、日産デザイン部門は東京のガラス張り高層ビル屋上にオフィスを持ち、自由な環境でデザイン。



その他部門も、いろいろな会社の車を購入し、社員には土日に他社の車で帰宅させる。



自社の車と比べての比較レポを提出させるそうです。



この環境、普通にうらやましい。








個人的にはどちらのデザインも好きではありませんが、デザイナーがより良い仕事をしているのは、間違いなく日産です。



近年のトヨタは、ついに乾いた雑巾を絞るかのごときコストダウンは、デザインにまで及んだかと言いたくなる、パッとしないデザインが目白押しです。

ヴィッツやラクティスに見られるように、破綻なくよくまとまっているけれどただそれだけ。

心に訴えかけるものに乏しい上、新しさや意欲的な試みは何もなく、デザイナーの覇気も愛情も感じられない、という具合に深刻なデザインレベルの低下に陥っています。



それに比べれば日産のデザインはずいぶん健全と言えるでしょう。

フーガやジュークのように、デザイナーのやってやろうという気概、日産としてのデザインを大切にしようという意識は、強く伝わって来ます。



しかしだからと言って、それらが高い水準に達しているかどうかは、また別の問題です。

フーガにしろジュークにしろ、気概が先走っていささかやり過ぎ。面をうねらせ線をくねらせ、いじりにいじり倒してコテコテの状態です。

強い表現で情感を盛り込みたいのはわかりますが、余りに饒舌で暑苦しいデザインも考えものです。

その一方ではマーチやキューブがそうであるように、先代の影を色濃く引きずりながら、結局それを越える造形を見出だし得ていないという例もあります。



これらを見ると、日産のデザインも壁に突き当たっていると思われてならないのです。

フーガやジュークはその状況をなんとか打開しようして、いわば苦し紛れに出て来たデザインであると。



とにかく両社とも、この先のデザイン展開が気になるところではあります。







日産の方が良いデザインをしてますね。



デザイナーを統一して同じ方でやってるようです。





このスタイルを見れば日産だなって解るように個性的なデザインに最近はなってると思われます。



イタリアのフェラーリやアルファロメオ社の方式を採用してると聞いた事があります。





因みに中身はトヨタがHVを主要商品に並べてるのでトヨタが今の所は一歩先をいってますね(ってかトヨタが今は世界で一番の技術力を有してる)。





ただHV→EVにシフトしてる時代なので企業戦略次第で逆襲は可能です。

0 件のコメント:

コメントを投稿