美大を中退して歯科衛生士の専門に行こうか、とても悩んでいます。長文です。

美大を中退して歯科衛生士の専門に行こうか、とても悩んでいます。長文です。

私は現在東京の美術大学でグラフィックデザインを学んでおり、春から３年生になります。

もともと絵を描くのが好きで、将来はグラフィックデザインの仕事がしたいと思い大学に入りました。

しかし２年に進級し、ポスターなどの具体的な課題をやっていくうち、自分の技術、デザインセンスの無さを思い知り、作品をつくるのが辛くて仕方なくなってしまいました。趣味で描いていたイラストやものづくりすら辛くなり、やめてしまいました。

自分が学びたくてこの学校に入り、親にも高い学費を払ってもらっているのだから、当然頑張らなくてはいけないと思っています。ものづくりで悩むことは当然の事だとも思っています。

しかし自分と向き合ううち、だんだんと鬱になり、このままデザインを続けなければいけないのなら死んでしまった方がましだ、とまで思うようになってしまいました。

先輩や教授の話によると、グラフィックデザインの世界は厳しく、体力も精神力も無ければやっていける職業では無いそうです。

学校の課題で鬱になるような私には、到底勤まらないと思いますし、やりたいとも思えません。

一日中パソコンに向き合うよりも、人とふれあう中で、人の役に立てる仕事をしたいと思うようになりました。



そんな時、歯科衛生士という職業に興味を持ちました。

ネットで調べたり、現在衛生士をしている知人に話を伺ったりするうちに、とても魅力的に感じるようになり、大学を中退し、家の近くの歯科衛生士の専門学校に行こうかと迷っています。

(現在願書を出していて、もうすぐ試験があります。このまま大学に２年行くより、専門に３年通う方が学費は安いです。)

歯科衛生士の学校だって、課題や実習で大変だと分かっています。

決してなめてはいません。



両親に相談すると、自分の人生だから自分で決めなさいと言ってくれましたが、本心は大学を卒業してほしいようです。

社会に全く辛い事のない仕事なんて無いと思っていますし、自分が甘過ぎることもわかっています。

辛くても頑張って卒業すれば、自分のためにはなるのではないか。でも、デザインの仕事はしないと決めた今、高額な授業料を払って辛い課題をこなす必要があるのか、と思ってしまうのです。



せっかく入った大学なのだから、辛くても最後まで頑張り通すか、中退して歯科衛生士を目指すか、

アドバイスを頂きたいのです。よろしくお願いします。

呼んでくださって有難うございました。

課題が大変なのは誰でも同じでしょうけれど、その事が辛いと思われるのでしたら、デザイナーは向いていないのかもしれません。



はっきり言って美大を卒業しても何も無いとも言えますから、あなたがやりたい事をやれば良いと思います。



これからの２年間はきっとあなたにとって長いものになると思えるのでしたら、方向転換もあっても良いと思います。



親の気持ちは親のものでしかありませんし、あなたの人生はあなたのものです。



親御さんが自分で決めなさいと言っているのですから、悔いの無いように自分の人生を考えて下さい。





あなたが真剣に悩んで決めた事なら、きっと後悔しないでしょう。





追記）上のカバカバさんの意見もなるほどと思います。



私は職業に上も下も無いと思いますし、本人が幸せを感じて仕事にのぞめるという事が重要だと思います。





造形について戻れる「原点」がお有りなら、そこに立ち返ってもう一度最初の気持ちを思い出されてみるのも一つの方法だと思います。



歯科衛生士に魅力を感じられるのも、何かそういう所以があるのではないかとも想像します。



その仕事が果たして今転換する事が良いのか、それとも、デザイナーにならずとも造形で何か自分を模索する方法もあるのではないかと思います。



かく言う私も、才能には恵まれずやめた方が良いのでは？と何度か思う事もありましたが、何とかこの道で生きていきたいという思い一点で今まできています。



色々経験してきましたが、結局自分で出来る事しか出来ないというのが実感です。



何の仕事をやっても結局は自分で出来る事しか出来ないのですから、あまり自分を追いつめても、また、若い時にはありがちな自分を過大評価する事も意味の無い事だと思えるようになりました。



たとえ劣等生だとしても、そこにいられるという事も一つの貴重な経験なのかもしれません。



課題は忙しいでしょうけれど、せっかくの大学４年間ですから、後半の２年間はもう少しゆったり楽しんでみるのも良いものかもしれません。



どっちつかずのアドバイスになってしまいましたが、何かの参考にしてもらえれば幸いです。

もう願書はだしたのですよね。あなたの心は決まっているはずです。

早くきずいてよかったですね。まだ取り返しはつきます。

進路変更というのは、確かに勇気がいります。でもこれからの長い人生を考えると、ちょっとした事にすぎません。

それに、世の中そのような人はたくさんいます。

これからの人生、今以上に頑張ってくださいね。

何を悩んでるのですか？

既に願書を提出し、これから試験を受けるってことは既に心は決まってるわけでしょ？

デザインの仕事はしないと決めた、とありますが、そもそもデザイン関係の仕事につくこと自体カナリ難しいようですね。大半の美大生は一般企業に勤めることになるみたいですし。あなたが希望してもしなくても、その職業に就くのはカナリ難しいと思いますよ。

思いつきだけで行動してるわけじゃないのなら、自分の行きたい方向へ行けばいいのでしょうけど、既に親に多額の学費を出させて申し訳ないと思ってるのなら、歯科衛生士の学校の費用は自分で負担して行くべきかと思います。前借して、卒業後に学費を返すとかね。

やはり二度目の学校は自分で負担すべきかと思います。

うちも似たような感じになりました。

４年制の専門学校でグラフィックを学んでました。

２年次の修了制作でデザインに向いてないなと思いました。

ただ退学だけはしたくなかったので４年間通って卒業だけはしました。

在学中から就職は事務職で探しましたが見つからず４月から事務系の専門学校に通います。



取れることなら大卒は取っといた方が貴方の為です。受けられる会社が多くなります。専門卒だと門前払いになる会社もありますので。

在学中のアルバイトは歯科医院でして卒業してから歯科衛生士の専門学校に通われては？

質問者さまの人生なので、最終的に決めるのはもちろん質問者さま自身ですが、

ちょっともったいないような気もします。

美術大学でグラフィックデザインを学びたいと思っている人は世の中たくさんいます。

学費も出してもらえて、好きなように勉強できるのは若いうちだけです。

社会にでて何年もたって、もう一回学びたいと思っても時間的にも経済的にも難しくなってしまいます。



課題をやっていてつらくなる、というのはわかりますが、誰にでもあることかと思います。

社会にでればクライアントありきで、自分の好きなようにはできません。

ですが、卒業して必ずしも一日中パソコンに向かっていなければならないという訳ではありませんし、

学校やカルチャースクールの先生などになる人もいます。人とふれあえなくなるとは限りません。

絵本をかいたり、写真や映像の世界で活躍する人も多いです。商品開発に携わる人もいます。



歯科衛生士というのは、、自分の知人でもいますが、あまりお給料のよい仕事ではありませんよね。。

デザイナーの初任給より少ないかもしれません。

他人の口をさわったりする仕事ですから、あまり気持ちのよい業務ではないと思いますし大変です。

願書までだしたなら、受験してみるのはよいかと思いますが、あまりにもデザインの世界とはちがうので、

もう少し考えてみてはいかがですかね。。