現在26でグラフィックデザイナーの勉強をしたいと思っています!まったくの素人です。今は専門学校のデジハリを考えています。他におすすめの学校はありますか?
本科1年コースとpro6ヶ月コースで迷っています。私的には金銭面もあるので仕事を続けながら勉強したいので日曜1日の6ヶ月コースがいいと思っているのですがやはり本科のほうがプラスになるのでしょうか?またこの歳からグラフィックを学ぶにあたって、すごく勉強できる環境〔学校など〕は他になにかありますか?
専門学校卒業後はしっかり就職はできるのでしょうか?
あと、やる気はすごくあるのですが26からまっさらでこの業界を学ぶのには無理がありますか?
何でもいいので回答よろしくお願いします!!!質問多くてすみません。
まず年齢のことから言いますと、26歳というのはスタートとしてはかなり遅いです。
26歳から勉強して27〜28歳で就職することになると思いますが、その年齢だとデザイン会社レベルならかなりのキャリアと経験を積んで、早い人はアートディレクターぐらいにはなって、部下のデザイナーの一人や二人はいる年齢です。
自分と同い年、あるいはそれより若い人から使われる状況というのを想定してみてください。
使うほうも即戦力が欲しいのに28でこれから実務経験をする人に教えにくいと思うし、そもそも採用の段階で敬遠されることが多いと思います。
もし採用されても、同い年ぐらいや自分より年齢では若いディレクターから罵倒されても必死にがんばるだけの気力はありますか?
デザイナーって言うのはさまざまなデザインや印刷、webに関する知識が幅広く要求されます。
あなたがなろうとしているグラフィックデザイナーに、既になっている人の大半は、美術系の大学に最低でも2年(短大)〜4年(四大)は在籍して、さまざまな座学や実技を勉強しています。
しかも、美術系大学に合格するためには、その入試試験にあるデッサンや平面構成などの勉強を最低限で高校時代から、早い人は中学時代から訓練したうえで受験を突破して入学してきます。
そういうほとんどのグラフィックデザイナーの体験してくることと、あなたがこれからデジハリなどで学ぶことの差というのは、もう既に歴然としています。
デジハリは大学でもないし専門学校でもないし、単なるスクールですよね。
せいぜい即戦力として使える程度のIllustratorやPhotoshopの操作ぐらいは教えてくれるかもしれませんが、グラフィックデザインの基礎になるようなことは教えてくれるとは思えません。
せいぜいここを出てもDTPオペレーター止まりで、就職先もデザイン会社や広告代理店ではなく、印刷会社のDTP部門ぐらいに限られるでしょう。
>専門学校卒業後はしっかり就職はできるのでしょうか?
印刷業界は昨年の世界不況以前から低迷していますから、人材的にはけっこう溢れています。
そういう中で年は取ってるは、実務経験はないはでは、就職すらおぼつかないだろうというのが現実的な回答です。
>またこの歳からグラフィックを学ぶにあたって、すごく勉強できる環境〔学校など〕は他になにかありますか?
本気でグラフィックデザイナーを目指すのなら、美術系の大学を目指すべきです。
ムサビ(武蔵野美術大学)などいくつかの美術系大学には通信教育のシステムがあります。
http://cc.musabi.ac.jp/
http://www.osaka-geidai.ac.jp/
デジハリなどと違って、こういう通信制大学を卒業すれば、最低限“大卒”の資格も得られます。
若いスタートではない分だけ、美大卒と単なるスクール出とは、就職にあたっても優位さはかなり違います。
どうせある程度の資金を投入して学ぶのであれば、敷居は高くても、より高レベルのところを目指したほうが良いと思います。
特にムサビは出身者が多い分だけ、面接官がムサビ出身者であれば好意的に採用してもらえる可能性は高くなります。
デジハリなどのスクールや、専門学校は、グラフィックデザインの教育という面ではほとんど期待できるような教育をしているところは少ないです。
(専門学校卒は「高卒」扱いです。スクールはそれ以下です。)
こういうところへ金をつぎ込むのはドブに金を捨てるようなものです。
大学になっていない美術系専門学校で業界に実績があるのは「桑沢デザイン研究所(KDS)」ぐらいでしょうかね。
http://www.kds.ac.jp/
(桑沢デザイン研究所は東京造形大学の母体です。)
ここはムサビや多摩美並に優れた教育をしており、優秀な卒業生を数多く輩出しています。
まあ、とにかく26歳のこれから一からグラフィックデザインを学というのは、はっきり言ってスタートが遅すぎます。
ただし絶対に無理だとは言えないのもこの世界で、まったく美大などに行ったことがない人でも、コピーライター経由でクリエイティブディレクターやアートディレクターになる人は皆無ではありません。
(ただし、そういう人は実務現場で優秀なデザイナーやディレクターと仕事をする中で実地勉強をしているのですが)
あとはあなたがどこまで覚悟があるか、スタートが遅いハンデをどのように埋めていくのか、それらを克服していけば可能性が増してくるでしょう。
でも、学校で教わったら即就職ができるとか甘い考えを持っているのなら、そんな幻想は今すぐ捨てるべきだと警告しておきます。
※以上、質問者incubus0123456789さんへの回答です。
過去の質問とか回答を読むとわかるかと思いますが、
週に一回、専門学校に半年通っただけでデザイナーになるのは難しいです。不可能とは言いません。
ソフトの使い方とかを教えてくれるだけです。実際の商品をテーマに、広告をつくってみたりする授業とか、いかにも実践的な気がするかと思われるでしょうが、その時点でそんなことをしてみても何の役にもたちません。
美大出身の人はソフトどうこうよりも、デザインとかデッサンの基礎ができているので、広告なり何でもやりはじめれば上達すること多いです。
しっかり就職というのは・・・・?どの程度のことをさしているのでしょうか。オペレーターでもちゃんとした会社ならよいということなのでしょうか。それでしたらやめたほうがよいかと思います。
グラフィックデザイナーといってもいろいろあるので、もっと業界のことをよく調べてから、覚悟をきめて行動にうつしたほうがよいですよ。。今はあまり景気もよくないので、よけい就職も大変かもしれません。
デジハリって卒業しても専門士の資格はとれませんよ。つまり専門学校卒の扱いは受けられないって事です。単なるスクール扱いです。
○修業年限が一年以上
○授業時数が文部科学大臣の定める年間授業時数(800時間)以上
○教育を受ける者が常時40人以上
専門学校と認められるのは以上の条件を満たす学校です。
平日フルタイムで通うような学校ですね。週1~3回、2時間~という条件で通えるところはただのスクールです。そんなところで何学べるのかな?と思います。専門学校卒でさえ一般的に2年制だしそんなんで学べるの?って感じですけど、大学と違い、午後から授業うけるとか、必要単位さえ取れれば好きに時間を有効活用できる…なんて余裕はありません。バイトをすると課題がおろそかになるし、休んだ授業分を取り戻すような講習もないし、結構1日も無駄に出来ないです。
確かに美大・芸大に比べるとデザイン意識の影響は少ないかもしれませんが、それでも基礎レベルは学べます(人によるけど)。
ただ試験もないし、誰でも入れるし、明らかにやる気のない人とかいてちょっと荒れてるイメージもあります。腐る程学校は有り、知名度が学校の評価に繋がるということはありません。H○Lとかバ○タンとかCMバンバン打ってて、学校も一等地に建てて、クリエイティブでスタイリッシュで夢に向かってがんばろう!みたいなはったりきかせてるところはやめた方がいいです。
広告宣伝費とかアクティビティに金使って、一番大事になる授業は地に足のつかない低レベルなものに違いないはずです。
専門学校卒ってみんなが憧れを抱くようないかにもデザイナーではなく、どうしてもオペレーターというのが現実になってしまいます。アーティストのCDジャケットをデザインしたいとか大手ゲーム会社に入社したい、キャラクターデザインとかイラストレーターになりたい!って夢見る気持ちで入っても現実はスーパーとかパチンコチラシ作ったりって感じなんですよね。でもそういう現実をきちんと教えて、それに準じた必要スキルやノウハウを教えるという地に足のついた授業が就職とかプロとしてやっていくことに繋がるんじゃないか?と思います。もちろんそれ以外の授業もちゃんとありますよ。
専門学校卒全員がオペレーターになるわけではないし、一握りですが、デザイナー→ディレクターとキャリアを重ねていく人もいます。就職は運みたいなところがありますから、出会った人によって方向が左右され、良いところに導かれていく感じです。
まぁ学歴ではなく実力主義な世界ですから、そこまで学校を気にすることはありませんが、美大>>美術系短大・専門学校>>>>>スクール・独学って言う風にやっぱり「未経験」という立ち位置からすると巡ってくるチャンスとか選考基準の差は出てしまいますね。
>あと、やる気はすごくあるのですが26からまっさらでこの業界を学ぶのには無理がありますか?
やる気があることはいいですが、このままデジハリみたいなスクールに行っても空回りで夢見る夢子ちゃんで終わる気がします。スクールに通うのであれば、現実的に学べるレベルの限界と、その他の部分をどのようにまかないながら就職に結びつけるのか?という計画をしっかり立てることです。他の知恵袋を見ればいくらでも出てくると思いますが、スクールで学べるのはデザインではなくソフト操作だけです。グラフィックデザイナーにとってイラレやフォトショップを操作することは鉛筆や絵の具のを扱うように当たり前のことであり、大事なことはそのキャンバスにどのようなものを描くか?それでどうやってクライアントを納得させ、高いお金を出しても+になるような効果を得るのか?こういう部分が大事な根っこなんです。
年齢はあまり気にしなくていいです。やる気があるならスクールにが全てになってしまってはいけない。上で述べたような「デザイン」を勉強する、センスを磨く術というのを自分なりに研究し、作品を残していくことに力を注ぐよう気持ちを向けてください。
以前、29歳になるデザイナーの方がいらっしゃったのですが、専門卒業後27歳でこの業界に入りとてもスタイリッシュなデザインを制作されてましたよ
質問者様の目指す環境と近いのではないでしょうか?
その方の場合フォトグラファーのアシスタントをされていたので写真の知識という強みがありましたが、質問者様の現在の職場は広告業界で活かせるスキルを身につけられるでしょうか?
それ次第では本人の頑張りで可能かと思いますが、そうでないなら仕事の合間に身につけたスキル程度では厳しいかと思います
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